ロックが残ったiPhoneは、次の人が使い始められない。

アクティベーションロックが有効なままだと、持ち主のApple Accountのパスワードを入力しない限り、誰もそのiPhoneを使い直せません。売る前に、自分のアカウントから外しておきましょう。

まず、4つの関係を整理しよう。

「探す」、アクティベーションロック、サインアウト、消去。別々の操作に見えますが、互いにつながっています。順番を間違えないために、関係だけ先に押さえておきましょう。

  • 「探す」

    iPhoneの場所を調べたり、なくしたときにロックや消去をしたりする機能です。オンにすると、アクティベーションロックも自動で有効になります。

  • アクティベーションロック

    「探す」に含まれる盗難対策です。有効な間は、持ち主のApple Accountのパスワードがないと、「探す」をオフにすることも、消去して使い直すこともできません。

  • Apple Accountからのサインアウト

    iCloud、App Store、iMessage、FaceTimeなどから、まとめて抜ける操作です。「探す」もオフになり、「探す」のデバイスの一覧から旧iPhoneが外れます。

  • 消去(初期化)

    「すべてのコンテンツと設定を消去」で消すと、「探す」とアクティベーションロックはオフになります。iCloudに保存したデータは消えません。

Appleの案内どおりにサインアウトしてから消去すれば、ロックが外れた状態で手放せます。このページではサインアウトまでを進め、消去はiPhoneを初期化するで案内します。

Apple公式:iPhoneとiPadのアクティベーションロック Apple公式:Apple AccountとiCloudからサインアウトする

3つの手順で、ロックを外そう。

旧iPhoneを手に取り、上から順に進めます。途中でApple Accountのパスワードを入力するので、分かる状態にしてから始めてください。画像の黄緑の枠を目印にしてください。

  1. 手順 01

    「盗難デバイスの保護」をオフにする。

    「盗難デバイスの保護」がオンの間は、「探す」をオフにできません。Appleも、売却や譲渡の前にオフにするよう案内しています。「設定」→「Face IDとパスコード」(Touch IDの機種は「Touch IDとパスコード」)と進んでパスコードを入力し、「盗難デバイスの保護」をオフにします。

    自宅や職場など、iPhoneがよく知っている場所の外でオフにしようとすると、1時間の待ち時間が始まり、その前後にFace IDかTouch IDでの認証が必要です。「セキュリティ継続が必要」を「常に」にしていなければ、自宅や職場では待たずにオフにできます。iOS 17.3より前のiOSにはこの機能がないので、次の手順へ進んでください。

    「設定」の「Face IDとパスコード」を開き、「盗難デバイスの保護」のスイッチをオフにする流れ
  2. 手順 02

    Apple Accountからサインアウトする。

    「設定」→自分の名前と進み、いちばん下の「サインアウト」をタップします。iOS 26以降では、「このiPhoneを消去」か「消去せずにサインアウト」を選ぶ画面が出ます。このあと端末全体を消去するので、どちらを選んでもかまいません。パスコードかApple Accountのパスワードを入力し、画面の案内に沿ってサインアウトを確定します。

    サインアウトするアカウントを確かめる画面が出たら、「iCloudとストアからサインアウト」を選びます。iOS 18以前は、「サインアウト」をタップしたあとApple Accountのパスワードを入力して「オフにする」をタップします。サインアウトの前に、最新のバックアップがあることも確かめておきましょう。

    自分の名前の画面の一番下で「サインアウト」をタップし、「このiPhoneを消去」か「消去せずにサインアウト」を選ぶ流れ
  3. 手順 03

    「探す」の一覧から外れたか確かめる。

    新しいiPhoneなど、同じApple Accountでサインインしているほかの端末で「探す」アプリを開くか、パソコンのブラウザーで icloud.com/find にサインインして、デバイスの一覧を見ます。旧iPhoneが表示されていなければ、「探す」から外れています。

    一覧に残っている場合は、旧iPhoneでサインアウトが終わっているかを確かめてください。それでも外れないときは、「探す」をオフにできない・サインアウトできないときを見てください。

    パソコンのブラウザーでicloud.com/findを開き、デバイスの一覧に旧iPhoneが表示されないことを確かめる様子
Apple公式:iPhoneの「盗難デバイスの保護」について Apple公式:売却、譲渡、下取りに出す前にやっておくべきこと Apple公式:「探す」でデバイスとアイテムをオフにする

サインアウトの前後に、確かめること。

Appleの売却前の案内では、サインアウトと消去の前後に、次の操作も挙げられています。当てはまるものだけ済ませてください。

  • Apple Watchを使っていたら、サインアウトの前にペアリングを解除します。手順はApple Watchの解除・引き継ぎで案内しています。
  • iPhone以外のスマートフォンに替える場合は、iMessageの登録を解除します。SIM・eSIMの移行のページでも触れています。

よくある質問

サインアウトせずに初期化したら、どうなりますか?

「設定」の「すべてのコンテンツと設定を消去」で消す場合は、「探す」がオンならApple Accountのパスワードを求められ、消去すると「探す」とアクティベーションロックはオフになります。パソコンで復元して消す場合は、先に「探す」からサインアウトしておく必要があります。

Apple公式:iPhoneを消去する
もう手放したiPhoneの「探す」を、外し忘れていたら?

パソコンなどのブラウザーで icloud.com/find にサインインし、旧iPhoneを消去してから「このデバイスを削除」を選ぶと、アクティベーションロックが外れます。くわしい流れは、困ったときのページで案内しています。

手元にないiPhoneを外す手順を見る
Apple Accountのパスワードを忘れてしまいました。

パスワードの入力画面で「パスワードをお忘れですか?」をタップし、画面の案内に従います。旧iPhoneを手放す前に済ませておきましょう。手放した後で、ほかに信頼できる端末もない状態になると、アカウントの復旧に数日以上かかることがあります。

Apple公式:パスワードを忘れてサインインできなくなった場合

ロックを外したら、次の準備へ

サインアウトが済んだら、
iPhoneを初期化する。

「探す」の一覧から外れたのを確かめたら、旧iPhoneの中身を消す段階です。消去の前に確かめることから案内します。

iPhoneを初期化する手順へ サインアウトできないときは

このガイドの情報について

株式会社レブロが運営しています。本文の参照リンクは、Appleの公式サポートです。画像は説明用に作成したもので、iPhoneの実画面とは異なります。

情報確認日:2026年11月5日。実機による操作の検証は未実施です。iOSのバージョンによって表示や手順が異なる場合は、Appleの公式案内をご確認ください。

運営会社の公式情報